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家の耐久性も左右する結露|セルロースファイバー+樹脂トリプルガラス

2024年11月12日

岩出市、和歌山市、橋本市を中心に注文住宅・性能向上リノベーションを手掛けているエコロジーレーベル|如月建設のスタッフです。

 

冷え込みが深まり、朝晩は一段と寒さを感じる季節になりましたね。そんな時こそ、おうちを暖かく、快適に保つ工夫が大切です。寒くなってきたときの厄介な「結露」に焦点を当てて、その原因や影響、そして対策についてお話しします。

 

 

結露ってなに?

結露は、室内の湿気が冷えた壁や窓に触れて水滴に変わる現象です。これは多くの家庭で見られることですが、特に結露が続くとカビやダニの発生を招き、アレルギーや喘息など、健康面でもさまざまな影響をもたらすことがあります。特に小さなお子さんや高齢者がいるご家庭では、結露対策が一層重要です。

 

相対湿度は気温(室温)によって変わります。
水蒸気量(g/㎥)が同じでも温度が下がると相対湿度が100%を超えやすくなります。

 

空気調和と湿度について(うるおLAB)

https://www.uruorich.jp/uruolabo/guide01/

 

 

家の耐久性も左右する結露

結露は住まいの耐久性にも影響を及ぼします。湿気が壁や柱に染み込むと、木材が腐ったり、金属が錆びる原因になり、長期的には構造の劣化を招く恐れもあります。湿気が多い日本の気候では、結露対策をしっかり行うことで、家を長持ちさせることができます。

 

 

 

結露対策に効果的なセルロースファイバー

 

結露を防ぐためには、断熱性や気密性を高めることが大切ですが、ここで活躍するのが「セルロースファイバー」です。この素材は、断熱性が高いだけでなく、湿気を吸ったり放出したりする調湿機能も優れています。そのため、結露が発生しにくく、室内の空気を清潔に保つ助けになります。

 

 

セルロースファイバーと一般的な断熱材であるグラスウールを比較すると、以下のような特徴があります。

材料 熱伝導率 (W/m・K) 調湿能力 密度 (kg/m³) 結露防止効果
セルロースファイバー 0.037~0.040 高い (湿度を吸放出) 30~65 高い
グラスウール 0.032~0.046 なし 10~20 低い

 

セルロースファイバーは、日本の湿気の多い気候でも結露を効果的に抑制し、カビの発生を防ぎます。結露対策がしっかりされていれば、お家の長持ちにもつながり、家族全員が快適に暮らせる空間が生まれます。

 

また窓もしっかりと外気に影響を受けにくい断熱性の高い樹脂サッシ+トリプルガラスを選択するようにしましょう。如月建設では樹脂サッシ+トリプルガラスが標準仕様です。

https://www.ykkap.co.jp/consumer/satellite/products/articles/tripleglass/

 

長く安心して暮らすために結露を防ぐ工夫を取り入れた住まいは、家族みんなが快適で健康に暮らせる場所になります。そして、家の性能が長持ちすることで、将来もずっと安心して過ごせるのも嬉しいポイントです。

 

 

 

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【事業内容】
一般住宅 / 新築工事・リフォーム工事の設計・監理・施工
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