「住まい」で培った快適性能や安全性能をオフィスの働きやすさに利用したオフィス事例です。
以前のオフィスでは、女性スタッフがひざ掛けをしながら、寒さを我慢していたそうです。事務所新築を機会に、「働く場 ウェルビーイングの実現」を目指し、ご一緒させていただきました。
住宅における断熱等級6同等の高気密高断熱な新しい事務所へ移転後に社員さまにお聞きすると、「以前の事務所は寒かった。新しい事務所はまったく温度のストレスがない。」と教えていただきました。気密性や断熱性の不足によって空間内に温度ムラが発生し、窓などの開口部では足元へ冷たい風が流れるコールドドラフトなどが起きていたのではないでしょうか。新しい建物ではそれらの問題も起きずに快適だそうです。
また、喜ばしい誤算が『光熱費』でした。快適な温度を維持するために必要な光熱費が想定していた以上に下がったこと。驚きをもって喜びを教えていただきました。
人材を扱う企業様のオフィスらしく、今回のプロジェクトは「働く場」を深く考える機会になりました。事業者様が「働く場」を考え、その理想を実現することは、健康経営の推進、生産性の向上、事業継続性の強化などだけでなく、未来をともに歩む働く社員たちへの想いをカタチにすることなのかもしれません。