岩出市、和歌山市、紀の川市で注文住宅を建てていますエコロジーレーベル|如月建設スタッフです。去年、大規模リフォーム(性能向上)をさせていただいたお宅の撮影にご一緒させていただきました。
詳しい施工については来月施工事例に掲載しますが、素敵なお家。
一級建築士としてバリバリお仕事をされておられる奥様のセンスが光る室内、実用を考え抜かれたリフォームとなりました。
施工事例ではその素敵なデザイン性を伝えてしまうことになるので、この記事では写真では伝わりにくい快適性についてまとめていきたいと思います。
新築戸建てよりもはるかに快適な築40年の家
150㎡を超えるお家は高い断熱性を有し、エアコンは2台
適した場所に各1台ずつ設置することでお家全体を温熱バリアフリー化
・外断熱/基礎断熱
・冬は床下エアコン、夏は2階の廊下に設置
・夏は冷やされた空気が廊下から緩やかな気流で階下(1階)に下りる設計
・2階の部屋間を空気でつなぐ特別な製品
・リフォームにも使いやすいダクトレス熱交換換気システム
などなど、、
お家のどの部分でも温度が一定になるように計算されつくされていて、新築よりもはるかに居心地の良い築40年の住宅に作りあげられていました。
どれか1つでも快適性を改善する施工・設計・製品が完璧なまでに組み合わされているお家は日本にもほとんどないかもしれません。
『性能向上リフォームのお手本』
海外の家では新築よりも中古の方が高い。と言うことを聞かれたことがありますでしょうか?
今回のお家では色彩感覚、温熱環境ともに日本の家ではなく、築年が経っていくごとに価値が上がっていく海外の常識を日本で実現したようなお家のようです。
住む人が快適な暮らしを手に入れるために性能向上させるリフォームしたお家は、快適な暮らしを手にするだけでなく、資産性までも向上させているからです。
そう思うと、今回のお家は性能向上のリフォームをすることで素敵なお家になるだけでなく、資産性も向上させている性能向上リフォームのお手本とも言えるお家なのではないでしょうか。
不動産の成熟化
すこし脱線してしまいますが、近年の中古市場の成熟化についても紹介させてください。
上記のように日本は水色(中古市場)が少なく、黄色(新築)は多く住宅先進国とは全く違う構造になっていることがわかります。
日本では築年だけで価値が決まる単純な査定をする不動産事情から海外と同じように築年数と合わせて住宅性能を明示化していき、世界と比べて反転してしまっている市場を水色(中古市場)を増やしていくことで再反転させようとしています。
一般的には中古市場の成熟化と言う言葉を使われているそうです。
中古住宅の資産形成がしにくい日本と中古市場が成熟化した海外では住宅を通して資産の継承がしやすくなったり、性能向上リフォームを行なう資産的な目的が生まれてきたりと良いことの方が多いのだそうです。
日本でも中古市場の成熟化を促す政策は国土交通省を中心に行われており、
・金融機関への新築住宅偏重の担保評価の見直し
・耐震化工事の補助金
・断熱工事の補助金
などなど
あらゆる政策がうたれています。
日本でも住まいは資産と言う考え方は広がっていくかもしれませんね。
和歌山県岩出市で性能向上リフォームモデルハウス
如月建設では和歌山県内でもすくないリフォーム実例のモデルハウスをご準備しています。
今回お家でも使用した
・2階の部屋間を空気でつなぐ特別な製品
・リフォームにも使いやすいダクトレス熱交換換気システム
を見て体感することができます。
見た目キレイにするリフォームだけでなく、快適性など暮らし方を大切に考えたリフォームを体感いただけます。予約制にはなりますが、大規模なリフォームをお考えでしたらぜひご内覧いただけましたらと思います。
悪くなっているところを見つけて長く暮らせるようにするだけでなく、快適性・資産性まで向上させようという妥協しないわがままなリフォームを目指してほしい。
内覧ご希望は随時受け付けています。お気軽にお声かけてください。