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トリプルガラスとペアガラスの性能の違い|和歌山で高断熱住宅なら

2022年11月27日

岩出市、和歌山市、紀の川市で注文住宅を建てていますエコロジーレーベル|如月建設スタッフです。

樹脂サッシの認知度上がってますね。
先日「【APW430】樹脂サッシを標準仕様にしている理由」でも樹脂サッシを紹介しましたが、アルミ、複合サッシ、樹脂サッシと比べるとすごく差がでています。

樹脂サッシの認知度が上がるということは、その差も併せて知っていただけるということですから本当にうれしいことです。

前置きが長くなりましたが、
今回は窓について追加説明のガラスの話になります。
トリプルガラスについて少し知っていただけたらと思います。

 

 

 

トリプルガラスとペアガラスの厚さは?

性能などの前に、窓の厚さを紹介します。
弊社の標準で使用しているAPW430のガラス総厚41mmとなります。

代わってペアガラスには12mmから35mmと様々なバリエーションとともに中空層の厚みにかなり差があることがわかります。

 

この中空層の厚みの影響はペアガラスの価格が変わるだけでなく性能も変わってきます。
APW430の中空層はペアガラスでの最大の空気層の幅16mmを2つもつ持ちます。
ここからもAPW430高性能なガラスが使用されていることが想像できますよね。

 

 

補足:中空層の厚さと断熱の関係

結論から言うと中空層の幅が広いほど断熱性能も良くなります。

というのも中空層の中にある小さな空間には気体が入っています。
(APW430の場合はアルゴンガス)
外気温や室内温度の影響をガラスは受けますが、中空層にある空気層内で対流が起きることで熱の移動を妨げる壁の役割を果たしているからです。

中空層の幅は14mmを超えると断熱性には差がなくなると言われています。(アルゴンガスは16mmから差がなくなる。)

 

 

トリプルガラスは中空層が2つ、ペアガラスが1つ

ガラスが3枚あるトリプルガラスには中空層が2つあり、
ペアガラスは中空層が1つあります。
そのおかげでトリプルガラスはペアガラスの約4倍だそうです。
(YKKAP調べ)

 

こちらにも詳しく書かれています。
YKKAP特設ページ
『トリプルガラスが解決』
https://www.ykkap.co.jp/consumer/satellite/products/articles/tripleglass/

 

 

和歌山にもトリプルガラスは必要か?

LOW-E膜のついたペアガラスでも高性能と言われているなか、LOW-E膜 トリプルガラスほどの高性能は必要なのでしょうか?

必要だとエコロジーレーベル|如月建設は考えて、トリプルガラスを標準使用にしています。

 

例えば、
・断熱の義務化
・来年の窓リフォーム補助金事業など今後窓の性能が明示化
・不動産売買・賃貸での省エネ(燃費)の明示義務化
など

 

今後10年以内に大きく住宅業界は変わります。
せっかく建てるお家を時代遅れにせずに30年後も誇れる住宅であってほしい。

エコロジーレーベル|如月建設はそんなお家を提供しています。

 

 

追記:窓のカタチでも性能が変わる。

今後、樹脂サッシによる高性能化だけでなく、窓のカタチによって断熱性だけでなく気密性も違うということが認知されていきそうな気がします。

ちなみに引き違い窓を採用していないお家の施工事例をUPしました。併せてご覧になってください。

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