岩出市、和歌山市、紀の川市で注文住宅を建てていますエコロジーレーベル|如月建設 スタッフです。
先日、とあるパッシブハウス研究の勉強会でのアメリカの気候区分について勉強をしてきました。
当たり前ですが、アメリカは広く、地域によって気候の差が大きくあり、住宅も各地域によって違いがあるそうです。
大谷選手(MLB)やダルビッシュ選手の活躍を動画で見るたびに、選手が寒そうにしていたり、逆に観客の服装がすごく軽装だったりとアメリカの都市によっても気候が大きく違うことが気が付きます。
国土は日本の約25倍
そりゃ、大きい国だし、、と思って、日本とアメリカの国土を重ねてみると意外なことに気づきました。
日本はアメリカ縦断と同じぐらい長い
日本の緯度は、およそ北緯20度から北緯45度のあいだにあり、緯度差は25度で北半球の約28%の幅に広がっているそうで、緯度で言うとすごく大きい国なことがわかります。
南北3,200㎞の日本列島はアメリカ合衆国の南北に迫る距離があり、日本は世界的スケールで南北に長い。
ちなみに、大谷選手(MLB)本拠地エンゼルススタジアムとほぼ同緯度になるのが田辺市あたりになるようですね。
ヨーロッパと重ならない
和歌山城(34.22881149367327, 135.17220368821256)がヨーロッパではどのあたりか?と調べてみると地中海を越えて、アフリカ大陸に入ってしまいました。
もちろん気候は緯度だけで決まるわけではないですが、、
高気密高断熱をただ上げるだけではなく、地域に最適化する設計が必要
とあるパッシブハウス研究の勉強会で、議題に上がっていたのは、
高気密高断熱の一辺倒ではなく、地域によって最適化する必要があるということ。
米国エネルギー省の気候区分地図(IECC)によると地域区分は1から7に分かれている。
これは日本の断熱区分と似ていますが、数字が逆
2021年に右に改定されました。
1が暖かく
7がとても寒いエリアと区分されています
紫色の区分がとても寒いエリアと言うことを表しています。
先ほど、和歌山と同じ緯度のロサンゼルスは3地域と暖かい区域に分類されています。
パッシブハウスには2種類ある。
パッシブハウスは認証をとってはじめてパッシブハウスと名乗れることができます。
そしてパッシブハウスには2種類あり、1990年にドイツで設立されたパッシブハウス研究所とそのパッシブハウス研究所から気候差が激しいアメリカに最適化するため創立されたパッシブハウス研究所USです。
今後、日本ではどのように広がっていくのか?
わかりませんが、パッシブハウスはより認知度を高めていくことでしょう。
性能だけでなく高い施工性を必要とされるパッシブハウスを和歌山で建てたいとお考えの方はエコロジーレーベル|如月建設でご相談いただけましたら幸いです。