本日、JIA(公益社団法人日本建築家協会)のZOOMセミナーに「エコハウスのウソ」の著者で東京大学大学院 前准教授が登壇されました。
河野大臣の一声で始まった第5回 再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォースでの前准教授よりもより感情的に!より具体的に!にお話しされている機会を得ることができました。
第5回 再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォースでも十分感情的です。お時間許せば、「前准教授ってどんな人なのか。」ぜひご覧になってください。。
https://www.youtube.com/watch?v=3tsyOZo0upk
(37:30~)
残念ながら時間を大幅に超え、途中で止められてしまい、オチまで聞くことは出来ず。
しかし、その中で
「現状の穴だらけの規制を放置して施主の自己責任に押し付けていいのか?」
と感情的を超えて少し怒りが混じった口調でお話しされていたのが、印象的でした。
住居費は住宅ローン+冷暖房費+メンテナンス費+医療費
前准教授も仰っておられたことですが、住居費を抑えたいと住宅宅ローンを抑えることだけを考えるだけでは、結局、冷暖房費、メンテナンス費、医療費がかさみ、高くついてしまいます。
経済産業省が発表したデータによると電気代は上昇気配で、一時的に石油価格の下落により電気代が下がったが、今後も上がる可能性があるとのこと
また海外との比較では日本の電気料金の1.5倍以上もするドイツなどを紹介しています。課税・再エネ導入促進政策の負担は増えていきそうです。
今後、上がる電気代も住居費に含めて考えなければいけないのではないでしょうか。
住居費に医療費を入れる理由
ヒートショックで亡くなる人は年間17000人~19000人とも言われているそうです。
風呂場、洗面室、トイレなど非居室へ入った際に急激な温度差による心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こしてしまう怖いものです。
命があっても脳梗塞や心筋梗塞など重度の介護状態にもなりかねないもので、和歌山県では比較的若い方もなっているとの報告があるものです。
万が一もならないようにすることは大切なことではないでしょうか。
関連記事:「和歌山県の平均寿命 が短い理由を考えてみました。」
海外の断熱義務について
U値(外壁の断熱性) | |
イタリア | 0.3以下 |
ドイツ | 0.2以下 |
フランス | 0.2以下 |
デンマーク | 0.1以下 |
日本 | 義務なし |
残念ながら日本には外壁の断熱性の義務はありません。
そのため、何をもって「高断熱」かと言う物差しもないままになってしまっています。
本当に健康と住居費を考えるならば、海外の家にも負けない家を和歌山で手に入れてください。
如月建設は良い家しか建てません。
それは何十年後にも建てた家に責任を持っていたいと考えているからです。
せっかく建てる家が間違えていても「施主の自己責任」とならない良い家を建てましょう。お気軽にご相談してください。