岩出市、和歌山市、紀の川市で注文住宅を建てていますエコロジーレーベル|如月建設です。
寒いですね。
先日お店に入った時に、窓の近くの席に通されて足元がひやり。
サッシやガラス部分を直接さわって、ヒヤリとしていることを確認。
断熱性の低い窓の周りの空気が冷やされ、足元から冷房をつけたように、冷たい空気が吐き出されるコールドドラフトがまさに起きていました。
(※ちなみに、お店に入るやいなや窓のさまざまを触りはじめたことは不審者に思われるのでお気をつけてください。)
窓は熱の出入りの場所
窓は光や空気の出入り口だけでなく、熱も出入りします。
LIXIL HPより
https://www.lixil.co.jp/reform/imadoki/window/insulation.htm
LIXILのホームページには冬の熱の出入りは約53%と説明されています。
気密による漏気や気密による煙突効果(すき間風)の検討が含まれているか、ちょっと不明なのですが、窓が夏も冬も熱の出入りに大きな割合を占めていることは確かなようです。
窓の取り換えは大規模になるから『窓』にこだわる。
窓はリフォームしにくい箇所。というのも躯体と取り付けられた窓を取り換えるためには、家の一部を剥がさないといけないためです。
大規模なリフォームでないと窓を変えることができませんと考えてもらった方がいいかもしれません。
断熱リフォーム時に窓をリフォームした事例
だから現段階で少し良い窓ではなく、もっとこだわった良い窓を標準仕様としています。
如月建設では標準仕様の窓を高性能トリプルガラス樹脂窓APW430です。
日本の窓の常識はこれから変わる!?
樹脂窓・トリプルガラスはまだ一般的ではないかもしれません。
それでも世界に目を移すとアルミやアルミ+樹脂の窓は世界では一般的ではないのです。
ものづくり日本ではアルミ加工技術がとびぬけていたため、少し断熱を置いてけぼりに行き過ぎてしまった感があります。
世界的にも特異な『窓文化』になってしまいました。
今後は一度世界の水準に戻って、またその技術力で巻き返してくれると思います。そう思っているからこそ、高性能トリプルガラス樹脂窓APW430は世界でも通用する窓を標準仕様にしています。メーカーが世界に追いついたとしても、それまでに付けた窓の性能が上がるわけではないので、置いてけぼりの家となるのはやっぱり避けたいです。
和歌山の常識もこれから変わる!?
また温暖な?和歌山県で断熱にそこまでやるべきなのか?とも思われるかもしれません。
国土交通省の指定する断熱の地域区分では私たちが良く施工させていただく和歌山市や岩出市・紀の川市と北陸の福井市と同じ区分に入っています。
実はそこまで温暖ではないのかもしれない。
「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準」及び、「住宅に係るエネルギー使用の合理化に関する設計、施工及び維持保全の方針」
家は窓だけでできているわけではない。
ですが、窓でお家の快適性が台無しになってしまうことがあります。
窓も気密も透湿も断熱も、、、いっぱいこだわった世界標準の家づくりを続けていきます。