岩出市、和歌山市、紀の川市で注文住宅を建てていますエコロジーレーベル|如月建設スタッフです。
お家づくりにおいて『 音 』にこだわって家づくりされていますか?
心地よい住まいの暖房計画(暮らしの創造研究会。制作 東京大学大学院 前准教授 監修)
のなかで以下のようなランキングが紹介されています。
https://kurashisozo.jp/img/effort/pdf2.pdf
『 音 』の優先度は低い、、
そのために建築会社も重要度も相対的に低いようで、後で詳しく説明しますが、遮音だけで音対策はバッチリと紹介されていたりと、まだまだ住宅を建てる側も未熟な感じがします。
『 音 』に対して住宅ができることはたくさんある。
ただ、音は人によって感じ方の違うもの。
・寝室は絶対『音』対策にしたい。
・室内の音を漏れないようにしたい。
・テレワークが互いにストレス。
・子どもを叱るときにキーキー怒りたくない。
などなど
音に対して住宅ができることはたくさんあります。
まず音の正体について紹介していきます。
音とは?
音とは振動(=ゆれ)のこと
音を発した際には、空気は圧縮されて空気の濃い部分と薄い部分ができます。
空気の濃い部分と薄い部分の差が波のようになり、この波のことを「音波」と呼ばれます。
私たちの耳に入るとき空気のゆれを受け取ることで音ととして聞き取っているわけです。
音の大きさの単位「dB(デシベル)」と「Pa(パスカル)」
音の大きさは空気の圧力の変化量によって決まります。
大きい音は波が大きくなり、小さい音は波が小さくなります。
圧力の変化量を 「音圧」といい Pa(パスカル)という単位になります。
人が聞き取れる音の大きさ範囲は広く20μPa~20,000,000μPaと言われていて、
人は音に敏感。
dB(デシベル)は音圧レベルとも呼ばれ、
Pa(パスカル)をわかりやすく表したもの。
音の高さの単位「Hz(ヘルツ)」
音との上手なおつきあいをしていくためには音の大きさだけでなく、
音の高さにもカバーされていることが望ましいのではないでしょうか?
音には高い音と低い音があり、その違いは振動する回数が違ってきます。
人が聞き取れる音の高さ範囲は20Hz~20000Hz
1オクターブ上がると周波数が倍に
逆に1オクターブ下がると周波数が半分にと言う関係になっているそうです。
目指すは「音」の侵入を防ぎ、整った「音」で暮らすこと
これらの「音」の正体と音の単位について知っていただいたところで、
次回から「音」の侵入を防ぎ、「音」を整える住宅について書いていきたいと思います。
「防音」「遮音」「吸音」「反響」「漏音」などをどう住宅で実現していくのか?
和歌山で如月建設が行っていることをご紹介していきたいと思います。
是非、ご覧になっていただけたらと思います。