岩出市、和歌山市、紀の川市で注文住宅を建てていますエコロジーレーベル|如月建設スタッフです。
家づくりでは多くのことを決めなければいけません。
土地のこと、予算、間取り、インテリア、水回り~コンセントの位置などもですから、本当に多くのことを比較して決めていかなければいけないことを楽しく思える反面、負担だと思う方もいらっしゃるかもしれません。
だからこそ、
如月建設の建てる住宅基本性能は、
高い性能を標準としないといけないと考えています。
任せても大丈夫という状況にしておくことが大切なんだと思います。
大切にしている標準の一つが、『樹脂サッシ+トリプルガラス』です。
今回エコロジーレーベルが標準にしている樹脂サッシAPW430のカタログを中心に紹介していきます。
樹脂サッシとアルミサッシの違い
外気温(室外温度)0℃
室内温度 24℃
相対湿度 60%
での状況下での実験を行った結果です。
左の窓には結露が発生してしまっています。
外気(0℃)の影響を受けてしまい窓自体が9℃・16℃と下がってしまい、室内温度24℃との差がでてしまい、室内の空気の中にある水分が結露水になってしまっています。
アルミと比較して7倍以上の高い断熱性能
現在、一般的に建てられている新築住宅はアルミ、複合サッシ(樹脂+アルミ)、樹脂サッシが一般的に提供されています。
サッシ周りは温度伝わりやすいことがわかります。
ガラスよりもアルミの方が熱を伝えやすいこともわかりますね。
結露による問題
結露はカビを発生させ、カビを食べるダニやチャタテムシを発生してしまい、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
結露やカビによって数倍の健康被害が上がってしまうそうです。
結露でセキが8.96倍
カビで喘息症状3.76倍
結露は耐震性までも下げてしまう。
阪神大震災後に倒壊した住宅の被害の要因を検証のため京都大学 今村祐嗣を中心に行われた現地住宅調査で、「サッシ周りで結露した水が木部へ伝わったために生じたと思われる腐朽被害がサッシの周辺の木材に認められた(疋田ら、1995)」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjeez/7/3/7_158/_pdf
つまり、
見える室内側の結露だけでなく、
見えない柱側にも結露の影響が出てしまっていたということです。
複合サッシも柱側はアルミであることが多い。
複合サッシではこれらの劣化を止められないかもしれないという心配が樹脂サッシを標準仕様にしています。
APW430を標準仕様
YKKAP社 にはAPW330とAPW430の2種類の樹脂サッシが用意されています。
中空層と呼ばれるチャンバーが多くなっているのが特徴のAPW430は高い性能を持っています。
引越しして初めてわかることだからこそ、こだわりたい。
見た目や肌さわりなどはサンプルなどで少しだけ体感いただけます。
ただ、温熱環境など目に見えないものはどれだけデータやイラストを見てもわかりにくいところだと思います。
実際、お家づくりの後悔ポイントもそれらの検討が足りなかったというお話はよく聞きます。
ぜひ、こだわりのお家づくりをすすめるにあたって住宅基本性能は後悔しないようにしていただければと思います。
エコロジーレーベル|如月建設で建ててよかったと言ってもらえる。そんな家づくりを目指しています。
ぜひ、モデルハウスや勉強会に参加いただき体感いただけたら幸いです。