岩出市、和歌山市、紀の川市で注文住宅を建てていますエコロジーレーベル|如月建設スタッフです。
弊社はYKKAP主催の性能向上リノベデザインアワード2022にエントリーしています。快適性を向上させたリノベーション事例として全国から111物件エントリーされ、性能向上リノベーションの事例を見るのに、もっとも多様で豊富な事例が掲載されているイベントとも言えるのではないでしょうか?
こちらに弊社モデルハウスが掲載されています。
性能向上リノベデザインアワード2022 https://pirenoaward.ykkap.co.jp/entry/113/
窓リフォームとは
この記事では窓リフォームの各種説明とそれらに対しての補助金、所得税減税について紹介していきます。
窓リフォームが注目される理由
窓は夏74%、冬50%と外部からの温度からの影響を受けてします。
つまり、窓の断熱性能を高めることで一年を通して快適な室内空間を叶えることができるのです。
このことは東京大学大学院工学系研究科 建築学専攻・准教授 前 真之 先生がかなり昔から何度も何度も窓の性能を向上させることで暮らしやヒートショックなどを変えられると訴えかけてこられたこと。
vol.021/窓こそ省エネ・快適の最重要パーツなど
https://www.replan.ne.jp/articles/12481/
電気代など省エネ性に本腰を入れた国も大きな補助制度が始まりました。
窓リフォームの種類
窓断熱リフォームには
- ・ガラス交換
- ・内窓設置
- ・外窓交換(カバー工法)
- ・外窓交換(はつり工法)
の4種類があります。
それぞれに特徴などがありますが、おススメはカバー工法です。
ガラス交換ではサッシ部分が古いままで、ほとんどがアルミではないでしょうか。
樹脂や木に対して熱伝導率が千倍も大きいです。
せっかくガラスを変えても、海外では使用できないようなアルミではどうしても外気の影響を受けてしまいます。
また内窓も気密性の問題があり、十分とは言えません。
と費用対効果を考えるとカバー工法がおススメです。
テラス窓と言われる大きな窓については段差がどうしてもできてしまうカバー工法でいいのか?検討する必要はあるのですが、、
先進的窓リノベ事業|窓リフォーム補助金
2022年の暮れにHPが公開され、2023年のリフォームの中心ともいえるのが先進的窓リノベ事業で1戸あたり最大2,000,000円。
予算1000億円が終了次第受付が終わってしまう補助金です。
https://window-renovation.env.go.jp/
窓リフォームごと、向上する性能によって補助金額が変わります。
- ・ガラス交換
- ・内窓設置
- ・外窓交換(カバー工法)
- ・外窓交換(はつり工法)
4種類とグレードごと(SS・S・A)に3種類があり、各場所によって補助金が出る仕組みになっています。
オススメしたいカバー工法は1つのまでに対して183,000~51,000とかなり良い補助金対象になっています。
ハツリ工事よりもだいぶ安く抑えられ、工期も短いのに優遇されている印象です。
例えば、優先的に窓の性能を上げたい部屋の窓だけをリフォームをするなどができます。
- ・リビング:滞在時間が多いため
- ・寝室:朝方の冷え込みなど睡眠質に関係するため
- ・洗面室:ヒートショック対策
- ・浴室:ヒートショック対策
- ・トイレ:ヒートショック対策
※ヒートショックとは
http://www.kagoshima.med.or.jp/people/topic/2010/308.htm
こどもエコすまい支援事業等との連動もしている。
・先進的窓リノベ事業
・こどもエコすまい支援事業(国土交通省)
・高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業
のワンストップ対応(予定)
住宅系の補助金で重ねて申込ができるケースは少ないです。
今回は連動している珍しいケースです。
2022年改正 窓の省エネリフォーム控除(住宅特定改修特別税額控除)
窓を改修工事をおこなったら合わせて控除が受けられるか?確認するようにしましょう。
「既存住宅に係る特定の改修工事を行った場合には所得税額の特別控除」
ころころ変わりすぎて、終わった控除制度がHP内に散見され、わかりにくくなっている制度の一つです。
標準的な費用の額×10%が所得税から控除されます。
(太陽光発電装置を設置すると+100万円(限度額)×10%)
例えば、250万円(工事費用)×10%=25万円
源泉所得税から25万円まで控除されるといったものになります。
断熱リフォームをモデルハウスで体感ください。
足元が寒くない家をつくるためには窓の改修工事はやはり有効です。
2023年は大きな補助金や控除制度があり、賢く窓改修工事を行いたいところですね。
まずは冒頭にも記載した性能向上リノベデザインアワード2022年にエントリーしているモデルハウスをご覧になってください。
快適性だけでなく、光熱費をも改善が望めます。
また補助金は予定よりも早く終了することが予想されるので、早めにご検討いただけましたら幸いです。
補助金、減税制度をうまく活用して、工事費用をできるだけ安く抑えましょう。