間取り、デザイン、住みやすさ。家をつくる際にこだわりたい要素は多々ある。
だが最も大切にしたいのは、「どんな暮らしを送りたいのか」ということ。かなえたい暮らしは人それぞれ。だからこそ、世界に一つの家が出来上がる。
趣味を満喫する家、家事が楽な家、景色を楽しむ家、職住一体の家。注文住宅だからこそ実現できた。
雑誌の冒頭に書かれたライター佐藤加奈子さんの文章です。
素敵な文章ですね。
注文住宅のすべてをこの短い文の中に凝縮されているようです。
「どんな暮らしを送りたいのか」を考えることから注文住宅ははじまります。
どんな暮らしを送りたいか?→互いが助け合いながら暮らすこと
寝室とは別に各個人が自由に使える部屋
共働きのお客様がいらっしゃいました。
ご夫婦にとって大切にしたいことは「互いが助け合いながら暮らすこと」
子どものいないご夫婦にとって互いに信頼のおけるパートナーでありながら、刺激を与えあう二人。
全体のインテリアは2人が好きな物であふれているにかかわらず、各個人の部屋は実用的で学生の時から大切にしているものを飾ることができ、旦那様は室内も全体よりはウッディで落ち着いた雰囲気に。
奥様は白を基調にシンプルに仕上げられました。
2人が共同で使用されるパブリックスペースと各個人が使用するプライベートスペースを意識的にも分けておられるようでした。
ウォークインクローゼットは共同で使用するなど、互いに相手と分けることで相手をを認め合う調和が素敵と感じました。
お二人にとって暮らしたいカタチだったのでしょう。
どんな暮らしを送りたいか?→子育てをする場所
LDKでの子どもといる時間を大切にしたい。
できるだけ広いリビングにフラット対面型のキッチン、そして職住一体、子どもさんの勉強できるスペース、ごろ寝ができるスペース(畳スペース)、リビング動線などリビングに生活動線をつなげることで、家族がリビングに集まる間取りになりました。
リビングは広さだけでなく、収納をしっかり確保することで家具を減らすにも心掛けしました。
子どもさんの勉強道具を収納できる。
リビングにあると便利なストッカーなど。
現状の暮らしの中でリビングにあふれているモノを整理し、使い勝手に合わせ収納をつくることで、荷物が出てこない広いリビングをつくることができました。
注文住宅は「どんな暮らしを送りたいか?」を考える機会
「どんな暮らしを送りたいか?」を考える時に理想イメージをかなえたいとプラスイメージのものもありますが、
今のこんな暮らし方が嫌だ。とマイナスイメージもとても大切になってきます。
どちらもしっかりと検討することでより良い暮らし方が手に入ることは注文住宅の魅力ではないでしょうか。
建売住宅ではなかなかそうはいかないように思います。
一般的な世帯を想定して、売りやすいようにしてしまいます。
収納少ないなあ。光が入ってこないだろうな。
と間取りを見ると思ってしまいます。
注文住宅だから高い。建売住宅だから安い。
となるのではなく「どんな暮らしを送りたいか?」
コストダウンの検討はそれからでも間に合います。
そこからしっかり考えてみませんか?
注文住宅の流れなど以下にまとめていますので、ぜひ併せてご覧になってください。