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【 LCCM住宅 】 ライフサイクルCO2が0以下になる家|和歌山でいい家を建てましょう。

2023年1月29日

岩出市、和歌山市、紀の川市で注文住宅を建てていますエコロジーレーベル|如月建設スタッフです。
LCCM住宅については業界内でも話にあがることが増えてきました。

 

 

限りある資源の中で、製品の製造から廃棄、再利用までの一生を考えようという流れの中で、住宅もその他の製品と同様に考えるべきなのではないか。
そんな考えがLCCM住宅に含まれています。

ZEHより省エネで高性能な住宅として扱われることの方が多いLCCM住宅ですが、実が環境負荷への取り組みである点も注目です。
また住宅では重視したいメンテナンス費用にかかわるライフサイクルコストとも深く関わってきます。

 

まだまだ発展途上のLCCM住宅制度ですが、今後一気に時流にのってスタンダードになる可能性があります。
これからのお家づくりにぜひご参考していただけましたら幸いです。

 

 

LCCM住宅はLCCO2評価の結果が0以下になる住宅

LCCO2とはライフサイクルCO2のこと
設計段階から資材調達、建築、暮らし(運用)、リフォームやメンテナンス(改修)、解体までを通した何十年もの住宅の一生におけるエネルギーやCO2排出量のこと。

 

材料をつくるのに必要なエネルギーや日々快適に暮らしていくために必要な光熱費などエネルギーなどさまざまなエネルギーをCO2換算して、太陽光発電での創エネルギーで引き算します。
LCCM住宅ではLCCO2評価の結果0以下になることが条件です。
現段階では国の先導する認定制度の中で最上位住宅です。

 

LCCM住宅は生涯CO2がマイナスになる、つまりLCCO2がマイナスになるライフサイクルカーボンマイナス住宅のこと。
家を建てて普通に暮らしているだけでトータルCO2は削減している家と言えるのかもしれませんね。

 

 

 

ZEH 2030年義務化、LCCM住宅 2050年義務化

2025年には省エネ基準への適合が義務化され、ZEHが2030年義務化が予定されています。そして、今後LCCM住宅 2050年義務化していきたいそうです。

住宅先進国の諸外国が十数年前から省エネ基準への適合が義務化を実施していることを考えると急激な変化と感じるかもしれませんが、2022年にドイツではすべての建築物(歴史的建築物以外)に太陽光パネルを設置義務化が決まったそうで、遅くとも2024年末までに、技術的に利用可能な屋根面の全てに太陽光設備設置を目指すそうです。
海外でもCO2削減とエネルギー問題への取り組みは勢いを増しています。

エコロジーレーベル|如月建設もしっかりと世界基準の家を建てていきたいと思います。

https://www.renewable-ei.org/activities/column/20220610.php

 

 

暮らしのエネルギー収支ゼロはZEH、建築・暮らし・廃棄でのエネルギー収支ゼロをLCCM住宅

 

電気代など光熱費の高騰が頭を悩ます昨今、SNS上でZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の光熱費の安さが注目されていますよね。
断熱や省エネ給湯器で高い省エネな暮らしを実現している上で、太陽光パネルでの創エネルギーで買っているエネルギーがとても少ないうえで、快適に暮らしている様子が紹介されています。

 

ZEHは年間を通して、暮らしのエネルギー収支ゼロにする家ですからかなりお財布にやさしいのですが、改めてその恩恵の大きさを感じている方も多いのではないでしょうか。

また、ZEHにはZEH+、次世代ZEH+と上位互換があります。
ZEHの定義を満たしていることに加え、より高性能な住宅設備が備えられている住宅のこと。
省エネ基準もZEHよりも高い水準が必要になります。

 

断熱性能等級5(如月建設の標準仕様断熱性能等級6)、賢いサポート役の高エネルギーマネジメント(HEMS)や電気自動車への充電など充実させる必要があります。

詳しくは2022年3月時点の一覧を掲載しておきます。
補助金額については2022年時点のものになります。2023年はまだ公開されていません。また枠組みや定義は変わる可能性があります。
お気軽にご相談いただけましたらと思います。

 

 

建築・暮らし・廃棄でのエネルギー収支ゼロがLCCM住宅

LCCM住宅はZEHよりも高い省エネ性、ZEH+や次世代ZEH+と同様の省エネ性を保持している住宅であり、LCCO₂評価で0以下になること、CASBEE B+ランク以上または長期優良認定住宅がとられていることとなっています。

如月建設はZEH住宅を超える断熱性と長期優良認定住宅を標準仕様としているので、あとはLCCO₂評価で0以下の評価をとればLCCM住宅の認定がとれる可能性があります。
(CASBEE認定やLCCO₂評価認定を得るには別途費用が発生します。)

 

 

本当のLCCM住宅へはまだ途上

国の認定制度である「LCCM住宅」は本当のLCCM住宅とはまだ言えないのが実情です。
例えば、LCCM適合判定ツールでは材質別の断熱材の劣化が考慮されていなかったり(施工方法・設置方法に依存する発泡断熱材の長期性能変化に関する材料工学的考察 https://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2021/A603_dannetsu.pdf)や太陽光パネルのリサイクル方法などまだまだ途上なのかもしれません。

本当にLCCO₂(ライフサイクルCO₂)を0以下にできるのか。
このあたりには今後各建材メーカーのデータや開発が進まないと確認のしようがありません。

 

今のできることをしっかり行うしかないように思います。
地元のJAS製材を使用し、将来にわたって住宅性能で不安にならない家を建てる。そして、劣化の少ない建材を性能低下をできるだけ防ぎ、改修費用を抑える。

エコロジーレーベル|如月建設は建てる前に、許容応力度計算で構造計算を行い(構造シミュレーション)、太陽光を含めた光熱費シミュレーション。
建築中は気密測定を行い、1棟1棟住み続けられる長寿命なお家をつくっています。

ほんとうのLCCM住宅を目指しています。
LCCM住宅の認定住宅の相談もエコロジーレーベル|如月建設へお気軽にご相談ください。

 

 

りそな銀行のLCCM住宅

https://www.resonabank.co.jp/kojin/column/jutaku/column_0019.html

〒649-6235
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【事業内容】
一般住宅 / 新築工事・リフォーム工事の設計・監理・施工
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如月建設の家づくりのこと