岩出市、和歌山市、紀の川市で注文住宅を建てていますエコロジーレーベル|如月建設です。
スーパーに行くと並んでいる商品の一つ一つに必ず生産地や原産地が書かれていますよね。入口すぐに置かれた青果物の全てには産地が表示義務化され、今では産地が書いていない野菜があれば違和感を感じるのではないでしょうか。
国産のブドウとアメリカ産のブドウが並んでいて、私たちがどちらが良いのか選べ、産地偽造のニュースも最近はめっきり聞くことも少なくなりました。
食品は安心して産地から選択できるようなっていますよね。
さて、建築はどうでしょうか。
食品に比べて産地やトレーサビリティと言う点で消費者の関心も低く、建築業界全体の関心が低いように思います。
それは、すごく残念なことなように思います。
飲食品に表示が付いたのは消費者意識の高まりとともに、法整備されていったそうです。
国産材のシェアは戻ってきている
平成12年には木材の需給率は18%にまで下がってしまいましたが、近年は33%
を超え、コロナによる影響もあり、海外から木材が入りにくくなった直近は国産材へのシフトも進んでいるそうです。
https://www.shinrin-ringyou.com/data/mokuzai_kyoukyu.php
国産JAS製材と国産無等級材
木材は生物材料であり、性能にはバラつきがあります。
たわみにくさを示すヤング係数(E)と含水率を調べて、規格を合格したものをJAS製材と言います。
無等級材は実際に使用する製材がどのぐらいの強度水準なのかがはっきりしないケースも多くあります。
構造への徹底的なこだわりもその木材が優れたものでなければ、、
エコロジーレーベル|如月建設では1本1本機械による試験を行い、優れた性能がある1本1本認証する制度をJAS製材(機械等級区分構造用製材)を使用しています。
全国にある約5000ほどある製材所の中でヤング係数(E)や含水率を明確に表示できる機械等級区分構造用製材を生産できる製材所は1.4%。
地元の山で地元の製材所がこの1.4%に入り、高品質で安定性の高い木材を供給してくれていることにほんと感謝です。
ウッドショックの中にあって、
木の品質を心配しなくてもいいのは幸運なのかもしれません。
如月建設は柱、梁などの構造材にJAS規格の紀州材を使用しています。