岩出市、和歌山市、紀の川市で注文住宅を建てていますエコロジーレーベル|如月建設スタッフです。
昨日橋本市で建築中のお家の気密測定でした。
気密測定とは建物のすき間を測定することで、弊社如月建設ではボードを貼る前の中間時と工事完了時に気密測定を行なっています。
すき間が少ない家にすることはすき間からの漏気や汚れた空気の侵入を防ぐといった意味でも住宅性能に必要なものと言えます。C値の優れているということは、大工として丁寧な仕事ができているということになるので、如月建設がこだわっている所でもあります。
気密測定 当日
気密測定にはお施主様とともに参加しました。
一生に何度もないことですからぜひ気密測定にはご参加していただければと思います。
窓の部分に「気密測定器」を設置。
家の中の空気を外へ吐き出します。
そうすると室内の空気が薄くなって、家のすき間から外気を引っ張ります。
と言っても真空になるほどの力はないので、室内にいても息苦しくも何もないのですが、、。
結果 C値 0.1cm2/m2
いつも通りの優秀な数値でした。
この瞬間は大丈夫だろうか?と心配になるもので、ほっとしました。
「大丈夫。良い家が建ってます。」
0.13cm2/m2という気密測定の結果はそんなことを言われているような、、。
このよい数値ならば引き続きの工事ではあまり気にせず工事を進めていければ、問題なさそうです。
良い家になりそうです。
補足になりますが、
一般的な建売で5.0㎠/㎡程度、高気密住宅がC値1.0㎠/㎡と呼ばれるラインと言われています。
例えば100㎡(約30坪)の場合、
<一般住宅>
100㎡ × 5.0㎠/㎡ = 500㎠の相当すき間面積
<高気密住宅のライン>
100㎡ × 1.0㎠/㎡ = 100㎠の相当すき間面積
<今回の気密測定の結果>
100㎡ × 0.13㎠/㎡ = 13㎠の相当すき間面積
モノの大きさと比較するとすき間の大きさがわかりやすくなるでしょうか?
すき間を超えて穴と言えるサイズもありますね💦
気密にこだわる施工は大工もお施主様も同じ方向を向ける。
お家の気密性が悪いと
・室内の快適性を損なう。
・冷暖房費が上がる。
などがありますが、
日本住環境株式会社さんのHPによると
https://www.njkk.co.jp/blog/?itemid=50&dispmid=764
・断熱材の劣化を早める。
・壁内結露が発生し、カビやダニの原因になる。
と言った住宅寿命が短くなってしまうという点も見逃せない点です。
良い数値がでて、棟梁も嬉しそう。
和歌山で良いお家を建てていきます。
良いお家をお渡しするという責任が建築会社にはあると思います。
特に壁の中など引き渡し後も見えない所は、お施主様にもわからないところでしょう。
良いお家を建てることで、
10年後も30年後も50年後も喜んでいただけるならすごく嬉しいことです。
急激に住宅の省エネ化が進む時代だからこそ、
50年後も誇れる住宅を建てていきたいと思います。
1棟1棟!釘1本1本!!